出産が近づくにつれて、恐怖心も大きくなっていきます。
痛さレベルを例えると「鼻からスイカを出す」とか、「腰の骨が砕ける」とか色々聞きますよね。
とりあえず、この世のものとは思えない痛みなんでしょう。
・・・怖すぎる
果たして私に耐えられるのだろうか?
大五郎に早く会いたいけど、痛いのは嫌だし怖いなぁ・・・
質問タイム
小さい頃からよく私の産まれた時の話は聞かせてくれていた母。
ん?待てよ??
母から痛かった話は聞いたことがなかったな・・・
子どもの私に、痛い話はあえてしなかったのかな?
もうすぐ私も体験することになるんだし、これはいっちょ先輩に聞いてみましょう。
ということで、早速母に質問タイム。

先輩!私を出産した時はどうでしたか?

心配せんでもええよ。ポーンと産まれるから!
・・・は?
私の頭の中は???でいっぱいです。
いやいや、ドラマとかでも皆さん唸りながら痛みに耐え、苦痛の末に産んでるやん?
なんなら生死をかけた大仕事なんでしょ?
何十時間もこの世の痛みとは思えない痛みに耐え抜いて、出産するんじゃないのかい?

そりゃ、そんな人もいてるな。
でも結構ポーンと産まれたで!
・・・先輩、謎すぎます。詳しくお聞かせください!
ポーンと産まれる
陣痛が来たので病院に行った母。
「初産だしすぐには産まれないので、旦那さんは一旦帰ってください。」
って言われてさぁ、お父さんは帰ってしまったんよ。
昔は立ち合い出産もないし、病院にいてもすることないもんね。
そしたら朝方にポーンと産まれたわ!
ははは(笑)
・・・うん、簡単すぎる説明
大声で痛い痛い騒いでる人もいたけど、助産師さんに「騒いでもしょうがないでしょ!赤ちゃんも痛い思いして出てくるんだから我慢しなさい!」って怒られてたなぁ~
ギャーギャー大袈裟やねん!
・・・さすが昭和
でも、さすがに陣痛は痛かったでしょ?
そりゃ痛いけど、我慢できるよ。
だって産まれる直前まで病室でテレビ見てたもん。
で、産まれるってなって分娩室へ行って、そしたら結構ポーンと産まれたで!

・・・これは参考になるんだろうか?
いろんな情報に惑わされて怖がりすぎ!
そりゃ大変な思いをする方も居るのは確かやけど、みんながみんなそうとは限らない。
すんなり産める人もいるってことよ。
心配しすぎたらアカン。なるようになる!

案ずるより産むがやすし!
そうやな、なるようになるさ。
お腹の中の大五郎、一緒に頑張ろね。
先輩のように、痛さレベルが低いことを願ってるわ。
頼りになる母を、一段と大きく感じたのでした。
その後から、毎日お腹をさすりながら大五郎にお願いしました。
「産まれてくるときは、ポーンとすんなり出てくるんやで~」
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