一人目の妊娠・つわりの話し

妊娠したよ

結婚して3年目、私たちのところに新しい命が宿ってくれました。

初めてのマタニティーライフの始まりです。

いらっしゃいませ、ベビちゃん!

妊娠~出産について、いろんな情報がありますが、どれも「大変だった」「しんどかった」「辛かった」そんな内容ばかりなので、不安いっぱいの私。

これからどんな辛いつわりが待っているのか、どんな体調の変化が待っているのか…

嬉しいけど、怖くて不安だったのを覚えています。

とりあえず眠い!

やってきました1つ目の変化。

眠くて眠くてしょうがない。

当時、データ入力のバイトをしていたのですが、容赦なく襲ってくる睡魔と格闘する日々。

朝からもう眠い…

ずっと眠い…

限界が来たらトイレに駆け込み、ポケットに忍ばせたクッキーをかじって、強制的に目を覚まして凌いでいましたが、それもだんだん効果がなくなっていき、パソコンの前でうとうと船を漕ぐ私。

船が出るぞ~!!

日々船の出航回数も増便されていきました。

なんでこんなに眠いんだぁ…

うとうとする時間が長くなってきて、パソコンに謎の文字を打ち込みはじめ、仕事のペースも落ち、周りの方々に申し訳なくなってきたので、この辺が潮時かと思い退職することにしました。

めっちゃクサイ!

続きまして2つ目の変化がやってきました。

どうやらつわりが本格的に始まったみたいです。

つわりといえば、ご飯の炊けるにおいがダメとか言いますよね。

でも私、ご飯は全然Ok!どんとこい!

ダメだったのは出汁のいい香り。

特にシイタケなんか入っていた日にゃ、最高にクサイ!

漂ってくる隣の家の夕飯のにおいまで耐えられず、窓を閉めて「煮物は食べないで!」「出汁で何かを炊かないで!」と願う日々でした。

吐くのは嫌なんです

つわりといえば嘔吐。

ドラマとかでもよく見ますよね。

突然「うぅっ…」とトイレに駆け込むやつ。

でも私、絶対吐くのは嫌なんです!

(もちろん皆さん嫌だと思いますが)

食べると気持ち悪くなる。

吐く危険を恐れて、食欲も無くなる。

唯一の楽しみだったおやつタイムも食べたくない。

ダメだ!嫌でも何か食べなければ…

ベビちゃんに栄養が届かないじゃない。

何かいい食べ物はないだろうかと探したら、ありましたよ!美味しく食べられるものが!

プチトマト先生!!

こんなに美味しかったんですか先生!

今まで有難さに気づけなくてごめんなさい。

水で洗うだけで食べられるし、包丁も使わなくていい。

しかもカップに入って売っているから、お皿もいらないじゃないですか。

それから毎日せっせとスーパーで買ってきては洗ってヘタを取り、入っていたカップに入れてテーブルの上にセット。

はい、いつでもつまんで食べられます。

口の中もスッキリするし、水分も取れて最高!

つわり期間はこれで乗り切りました。

嘔吐も0回、やったぜ私!

当時は長い間苦しんだように思っていましたが、今思い返せばあっという間の出来事。

運よく私は寝込んだりすることなく、今思えば軽度のつわりだったと思います。

そんなこんなでつわり期間を脱出すると、食べられなかった反動か、次は爆発する食欲が待っているのでした。

ちなみに、プチトマト先生とかなり仲良くなったせいかは分かりませんが、その後生まれてくる長男の好物はプチトマトでした。

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